どっちが元祖?香水の元祖争いが今でも続いてるってほんと?知ってて損はないアロマ香水の話②
アロマに興味がある方は、
アロマ香水って
一度は作ってみたいと思いますよね?
実は、香水って元々は胃薬だったんですよね。
※その話はこちらに詳しく書いてますのでお読みくださいね↓
17世紀に理髪師のフェミニスが
ドイツのケルンで
「ケルンの水」を売り出して
それを気に入ったフランス兵が
祖国に持ち帰り爆発的にヒット!
そしてそれが
フランス読みの「オーデコロン」になったというお話。
これが香水の元祖かと思いきや
「別れこそが元祖!」
と名乗る人が他にも出てきました!
ミューレンスが作った4711香水
18世紀後半に
香水を作る家系に生まれた
ミューレンスは
ある修道士から結婚のお祝いに
香水のレシピが書いてある
羊皮紙をもらいました。
そのレシピをもとに作られたのが
「アクアミラビリス」
(不思議な水)
という香水。
この香水
理髪師フェミニスが売っていた
ケルンの水と同じレシピだった
という説があります。
オーアドミラブル
(素晴らしい水)
と
アクアミラビリス
(不思議な水)
まあ、似てるっちゃ似てますね^_^;
素晴らしかったり
不思議だったりする
そんな印象だったのですねきっと!
個人的には
確かに、
めちゃくちゃ爽やかな印象の香りです!!
素晴らしい!!
とか
不思議!!
とか
叫びたくなります笑笑
(下にレシピがありますので、
どんな感じの香りかわかりますよ!)
どちらもフランス兵が祖国に持ち帰り
広まったので
オーデコロンとなった
というのも一緒ですね。
「我こそが元祖」の争い
フェミニスの流れを汲んだ
ファリナ社と
ミューレンス社とは
一時期
「我こそが元祖!」と
元祖争いが起こっていたそうです。
どちらが元祖かはよくわからないけれど
ファリナ社の製品は
日本では買えないようで
知っている方も少ないのですが
ミューレンス社はきっと
販売戦略が上手だったのですね。
日本でも買えるので
知っている人もいるのでは?
それが「4711 ポーチュガル」
(フォーティーセブン、イレブンと読みます)
という香水です。
4711は何の数字かというと、
当時ナポレオンの占領下にあったケルンでは
全ての建物に番号を表示され
その時に
ミューレンスの仕事場に記された番号が
4711番だったから。
どちらの香水も、同じところから手に入れた?
製造元が違えど
どちらもレシピは
ある修道院から手に入れた
という流れは一緒です!
おそらく同じレシピであったことも
想像できます。
でも、そのレシピで
爆発的に流行したのですから
そもそものレシピが凄かった!
ということだと思いません?
ではそのレシピは
どこの誰が作ったのかというと…
実は、これが元祖では?
と思えるお話があるのですが
それは「知ってて損はないアロマ香水の話③」をお読みくださいね♪
ケルンの水のレシピはこちら
- ベルガモット 8滴
- グレープフルーツ3滴
- オレンジ 2滴
- ネロリ 2滴
- レモン 2滴
- ラベンダー 2滴
- ローズマリー 1滴
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本能が選ぶアロマで心と体と人生を変える、
香りメッセージアカデミー代表
香りの伝道師 大村はる美。
鎌倉生まれ、鎌倉育ち、現在は藤沢市在住。
22歳で輸入雑貨ソニープラザ経理部入社。その後医療事務の資格を取り医療機関に転職。結婚し出産後体調を崩してパニック障害になる。森田療法で回復したものの30代半ばで不眠症になり、その時に出会ったラベンダーの香りで元気になり、アロマテラピストの道に進む。アロマ講師、トリートメントサロン経験を得て、現在は、お悩みを持っていたり生きづらさを感じている方の笑顔が、少しでも増えるようにと願い、香りと本能から自分を知るオリジナルメソッド『香りメッセージセッション』を行っている。
執筆著書「カウンセラー物語~心に寄り添う21人の軌跡」
掲載雑誌「セラピスト」2022年4月号冒頭8ページに渡り「音とアロマの融合」について掲載
趣味はジャズやボサノバのライブ通い。ゴスペルや一人カラオケで思い切り歌うこと。