オーデコロンはもともと胃薬だったってホント?知ってて損はないアロマ香水の元祖の話①
アロマが好きな方なら
一度はアロマだけで作った香水を
使いたいと思いますよね?
アロマ香水は
合成の香りを使わないので
持続性はありませんが、
合成の香りが苦手は方には
とても使いやすい香水ですよね。
香水作りには、
アルコールのみに精油を溶かして作る「パフューム」と
アルコールに水を加える「オーデコロン」などがあります。
元々は
水を加えて作られる「オーデコロン」が
香水の元祖と言われています。
しかし
このオーデコロン
昔は胃薬として飲まれていたのだそうです!
今、胃薬として飲もうとは思いませんよね。
でも当時は
胃薬の他にも、
気付け薬だったり、
気持ちを癒すための香りだったり。
今のように
薬と美容品とは
はっきりと分かれていない時代でした。
だからむしろ
その当時のオーデコロンは
美容のカテゴリーというよりも
薬効を期待するものとして
作られていたようです。
オーデコロンの語源は?
「オーデコロン」は
フランス語では「eau de Cologne」
と書きます。
訳すと
「ケルンの水」
と言う意味です。
eau = 水
Cologne = ケルン
なぜ
「ケルンの水」なのかというと…
17世紀に
イタリア人の理髪師フェミニスが
ドイツのケルンで
「オーアドミラブル(素晴らしい水)」
という名前で
胃薬としても使える万能薬として
売り出したのが始まりです。
それは高純度のアルコールに
ハーブを漬けたものでした。
これが香水の元祖といわれています。
その時に使ったハーブは
ベルガモット
グレープフルーツ、
オレンジ 、レモン、
ネロリ、ラベンダー、
ローズマリー
柑橘が主の、
とても爽やかな香りですね!
(※ケルンの水の配合レシピは
最後に書いてあります!)
でもこのケルンの水、
実はフェミニスのオリジナルではないんです。
フェミニスは理髪師ですが
当時はメスやハサミを使う人は限定されていて
医師のような、薬剤師のような役割もしていたとのこと。
ケルンは当時
商業の中心地だったので、
フェミニスはイタリアからドイツに移り
一旗揚げようと考えていたそうです。
フェミニスは、その旅の途中で、
ある修道院に立ち寄ります。
そこで万能薬としてのレシピを聞いたのです。
それがとても素晴らしかったので
それを元に
「オーア・ド・ミラブル」
(素晴らしい水)
という薬を作り、ケルンで売り出しました。
そして
そのころドイツにいた
フランス兵が
ケルンの水をとても気に入り
祖国に持ち帰り
フランスに広めたので
オーデコロン(eau de Cologne)
という名前になったそうです。
その後
ケルンの水のレシピは
フェミニスの甥っ子
ファリナに受け継がれ、
いまでも同じレシピで、
ファリナハウスの香水として
製造されています。
ところが後に
「これこそ元祖!」というものが出てきて
実はそれが元祖争いにまで発展したんです!
続きは次回
「知ってて損はないアロマ香水の話②」にて
お話ししますね♪
【ケルンの水のレシピはこちら】
・スプレー容器1本(50ml)
・無水エタノール10ml
・精製水20ml
・精油15〜20滴
【使用精油】
- ベルガモット 8滴
- グレープフルーツ3滴
- オレンジ 2滴
- ネロリ 2滴
- レモン 2滴
- ラベンダー 2滴
- ローズマリー 1滴
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香りメッセージアカデミー代表
香りの伝道師 大村はる美。
鎌倉生まれ、鎌倉育ち、現在は藤沢市在住。
22歳で輸入雑貨ソニープラザ経理部入社。その後医療事務の資格を取り医療機関に転職。結婚し出産後体調を崩してパニック障害になる。森田療法で回復したものの30代半ばで不眠症になり、その時に出会ったラベンダーの香りで元気になり、アロマテラピストの道に進む。アロマ講師、トリートメントサロン経験を得て、現在は、お悩みを持っていたり生きづらさを感じている方の笑顔が、少しでも増えるようにと願い、香りと本能から自分を知るオリジナルメソッド『香りメッセージセッション』を行っている。
執筆著書「カウンセラー物語~心に寄り添う21人の軌跡」
掲載雑誌「セラピスト」2022年4月号冒頭8ページに渡り「音とアロマの融合」について掲載
趣味はジャズやボサノバのライブ通い。ゴスペルや一人カラオケで思い切り歌うこと。