本が出版されました!
本を出版しました!!
題名は
「カウンセラー物語~心に寄り添う21人の軌跡~」
傷つき苦しんだ体験と思いを原動力に変え、
前を向いて一歩踏み出した私たちの軌跡
という帯の言葉そのまま、
私を含め21人の著者が、
それぞれの思いや、
経験した様々なケース、
どうしてカウンセラーになろうと持ったのか
そのきっかけなど、
熱い気持ちで語っています。
その中で、私は
「嗅覚を信じると人生が変わる」
というテーマで
香りメッセージについて書いています。
そもそも、
このお話をいただいたとき、
なぜアロマテラピストである私が
カウンセラーの本に????
という戸惑いが正直ありました。
私はカウンセラーの資格など
何一つ持っていないのですから。
でも、この本の最後に、
発起人であるRさんが
資格保持者だけがカウンセラーではなく、人に関心があり、思いやりをもって接することのできる人は誰もが「カウンセラー」の資格を持っているのだと思います。
と書いています。
今回、この本を企画された出版社の方が、
香りメッセージセッションを
カウンセリングと捉えてくださったことで
私自身も、
「そうだったんだ~!!」と気が付きました(笑)
リアルに共感してくれる人の存在は大きい!
このお話を頂いたとき
あることを思い出しました。
20年ほど前、
私はパニック障害で心療内科に通院していました。
しかし薬を飲むことに多少の抵抗があり、
勝手にやめてしまって
症状をひどくしてしまったことがありました。
その時に医師が勧めてくれたのは
自助グループケア。
会の運営をされている方は
同じ症状から脱した方々でした。
「一人ではない」という安心感や、
治った人が間近にいることの説得力は半端なく、
背中を押されて徐々に良くなっていったことを
思い出しました。
私にとっては薬よりも
『リアルに共感してくれる人』
の存在が一番大きかった!
今から思えば、そこの参加者さんは皆
カウンセラーだった!と思います。
「香り」というドアから入るカウンセリング
私が初め出版に戸惑ったのは、
何を隠そう、私自身が「カウンセリング」というものに
敷居の高さを感じていたからです。
「カウンセリング」と聞くと、
そこまで大げさではないとか、
自分をさらけ出すのが怖いとか、
感じる方が多いのではないでしょうか?
私もそうでした。
でも、
「香り」というドアからなら
気軽に入れませんか?
おそらくこの本においての
私の役目はそこですね。
どのような形からでもいい、
カウンセリングとはもっと身近なもので
決して敷居の高くないものであると
知っていただければ嬉しいです。
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香りメッセージアカデミー代表
香りの伝道師 大村はる美。
鎌倉生まれ、鎌倉育ち、現在は藤沢市在住。
22歳で輸入雑貨ソニープラザ経理部入社。その後医療事務の資格を取り医療機関に転職。結婚し出産後体調を崩してパニック障害になる。森田療法で回復したものの30代半ばで不眠症になり、その時に出会ったラベンダーの香りで元気になり、アロマテラピストの道に進む。アロマ講師、トリートメントサロン経験を得て、現在は、お悩みを持っていたり生きづらさを感じている方の笑顔が、少しでも増えるようにと願い、香りと本能から自分を知るオリジナルメソッド『香りメッセージセッション』を行っている。
執筆著書「カウンセラー物語~心に寄り添う21人の軌跡」
掲載雑誌「セラピスト」2022年4月号冒頭8ページに渡り「音とアロマの融合」について掲載
趣味はジャズやボサノバのライブ通い。ゴスペルや一人カラオケで思い切り歌うこと。